瀬川です。先日上棟がありました。

ここ25年位で時代と共に上棟もだんだん変化してきました。

昔は、上棟が終わった後に足場を組んでいましたが、今では先行足場で無いといけなくなりました。

大工さんが加工場で刻んでいた構造材も今では工場でプレカットで出来上がります。

昔は精度がイマイチだったプレカットもここ15年程で物凄く精度が良くなり

1日で屋根仕舞が出来るまで効率良くなりました(*´ω`*)

木の上端が凹んでいる部分は「垂木欠き」といいこれも工場で加工されます。

これが、どうなるかというと…

この通りすっぽりと屋根垂木がはまります。

材料を欠く事でしっかりと面で材料が固定する事が出来たり、寸法を迷うことなく垂木を施工できます。

 

もう一つ、ここ十数年で大きく変わったのは「金物工法」

金物工法にする事で、昔ながらの仕口が無くなり柱や梁の欠損が小さくなることで構造自体もしっかりとします。

施工も、カチャッとはめ込みピンを打つと固定されるので、作業効率も上がります。

昔ながらのノミやカンナを使う事が少なくなったので、少し寂しい気もしますが

日々効率化され進化しているので大工さんによる「構造体の技術の差」はココ15年位で無くなりました(*´ω`)

それに伴い、価格も品質も安定して業者もお客様もWin-Winになりました☆

 

「在来」工法と呼ばれている昔ながらの工法ですが、

「進化」していますので、またご紹介させていただきます。

 

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