瀬川です。
「コンクリート」って言葉を良く聞きますが…
コンクリートっていったい何?という人は多いと思います。
「灰色の硬いやつ!」と思い浮かぶ事が多いのではないでしょうか?
住宅でも良く使われるコンクリートについて簡単にお話をさせていただきます。
住宅基礎の部分もコンクリートで出来ています。
コンクリートと鉄筋がくっつく事によって強くてしっかりとした基礎になり、
その上に乗る建物をしっかりと支えます。
ではコンクリートって…?
セメントと水と砂を混ぜたものが「モルタル」と呼ばれるものになります。
住宅でも「外壁モルタル塗り」というおうちがありますが、このモルタルです。
そのモルタルに砕石等の骨材を入れたものが「コンクリート」になります。
混ぜたばかりの柔らかいものを「生コンクリート」と呼びそれを運ぶ車を「生コン車」又は「ミキサー車」と呼ばれています。
一見、ホームセンターの材料で作れるので自分でも出来ちゃう?と、思われるのですが
材料の配合等を間違えると、ひび割れや強度不足になり危険です。
コンクリートは、強度・硬さ・砕石の大きさを
季節や気温・用途場所などによって配合を変えながら工場に注文して施工します。
コンクリートは化学反応で強度が出ますので配合はとても大事です。
そのコンクリートやモルタルを綺麗に整えて仕上げてくれるのが左官さんです。
とても技術力の必要な業種で、一人前になるにはかなりの修行の年月が必要な事と
現代の住宅はクロスやサイディング等の乾式工法が増えた為に
40年前と比べると左官職人さんの数は1/10に減っていると言われています。
是非職人さんの技術を感じていただけると嬉しいです(*'ω'*)
瀬川でした。