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新築でエアコンが効かない?

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新築でエアコンが効かない?失敗しない容量の選び方と対策

新築工事でエアコンが効かないという声を、最近SNSで良く耳にします。
新築でエアコンが効かない理由は主に2つ! 

①熱量計算
②室外機対策

1.そもそも容量があっていない。

「20畳に8畳用付けても快適」というSNS投稿をよく見ます。 それは、「計画された超高断熱・超高気密の家」だからであって、多くの人には当てはまりません。

断熱等級6(HEAT20 G2相当)の住宅であっても、日常生活で発生する内部発熱や窓からの日射熱により、冷房能力を上回る熱が発生します。

家の中には熱を発するものが多くあります。
【猛暑日における一般的なLDK(約20畳)の熱負荷計算例】
*8畳用エアコンの定格冷房能力 約 2.5 kW

【室内に侵入・発生する熱量の合計(取得熱量)】
* 家電製品からの発熱(LDK全体): 約 1.0 kW
 (※高スペックゲーミングPCは単体で約0.6kW消費/発熱)
* 室内人数による発熱(家族3人): 約 0.3 kW
* 掃き出し窓からの日射進入熱: 約 1.5 kW
* 引き違い窓からの日射進入熱: 約 0.5 kW
* 外壁・屋根からの侵入熱: 約 1.2 kW
 【 取得熱量の合計約 4.5 kW】


部屋に入る熱の合計 > エアコンの冷房能力 となります。

【結論】取得熱量 4.5 kw に対して 8畳用エアコン(2.5 kw)を稼働させた場合、約 2.0 kw分の能力不足が生じます。朝夕は冷えても「日中のピーク時に冷えない」のはこれが理由です。

2.容量はちょうどいいのに日中効かない。

エアコン室外機が長時間直射日光に晒されると、本体や周囲の温度が上昇し熱交換効率が落ちます。
・上位機種(外気温50℃対応モデル等)であっても、周囲温度の過度な上昇により約20%程度の冷房能力低下が発生する場合があります。
※例:14畳用(4.0 kW)モデルの場合、能力低下により実質 3.2 kW 程度の性能まで落ち込むリスクがあります。

【解決策】

屋外・屋内どちらも解決策は同じです。

日差しが強かったら日傘を差しますよね。

エアコンも同じです。
①窓の外側で日射を遮断する(外部遮熱)
・室内に入り込む熱の約7割は窓(開口部)からです。
※窓の外側に「すだれ」「アウターシェード」「スタイルシェード」等を設置し、室内に日光が当たる前に遮熱します。

②室外機の置き場と日陰の確保
・室外機は可能な限り直射日光を避け、風通しの良い日陰に設置します。
※設置場所の変更が難しい場合は、立て簾(たてす)や日よけを設置し、直射日光と地面からの照り返しを防ぎます。

③ピーク時に合わせた余裕ある容量選定
・「ギリギリの能力設定」ではなく、猛暑日の最大熱負荷に耐えられるワンサイズ上の容量を選定します。
※余裕のある容量で低負荷運転(インバーター制御)を行う方が、結果として省エネかつ室温変化の少ない快適な環境を維持できます。

まとめ

住まいの地域・方位・生活スタイルに合わせたエアコン選定を 住宅の熱損失量や取得熱量は、地域の気候・敷地の方位・窓の配置・家電構成によって一邸ごとに大きく異なります。SNS上の一般的な情報だけで選定せず、温熱環境と暮らしの実態に基づいた適切な設備計画を立てることが重要です。

321HOUSEでは少し大きめの容量をお勧めする事がありますが、決して詐欺ではありません(笑)

エアコンもこれからの猛暑を予想し、余裕のある「ずっと、ちょうどいいエアコン。」をご提案します。

 

Your Forever Fit ~ずっと、ちょうどいい家。~