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「平屋は高い」はホント?嘘?

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総額は2階建てと変わらなくなる「4坪の削り算」

「憧れの平屋にしたいけれど、予算オーバーになりそうだから2階建てにしようかな…」 そう考えて諦めかけている方に、ぜひ知っていただきたい事実があります。

結論から申し上げますと、「同じ部屋数・同じ居室の広さ」を確保する場合、平屋は2階建てよりも『約3〜4坪』小さく建てることができます。

坪単価が高くなっても建物の面積(坪数)そのものを小さくできるため、結果として建築総額は2階建てとほぼ同等になるのです。

なぜ平屋は「4坪」も小さく作れるのか?

答えは、家の中の「無駄になりがちな余白(非居室スペース)」にあります。

2階建ての家を建てる場合、どうしても作らなければならないスペースが存在します。それが「階段」「2階の廊下」そして「2階のトイレ・洗面」です。

2階建てで消費される「部屋以外のスペース」の内訳

  • 階段スペース(1階+2階分): 約 2.0 坪
  • 2階の廊下・ホール: 約 1.5 坪〜2.0 坪
  • 2階のトイレ・手洗い器: 約 0.5 坪〜1.0 坪
  • 【合計】: 約 4.0 坪 〜 5.0 坪

2階建てで「延床面積 32坪」の家を建てた場合、実はそのうちの約4坪(畳8枚分!)は「移動するためだけのスペース」に割かれています。実際に家族が過ごすリビングや寝室、収納などの有効面積は「28坪分」しかありません。

平屋なら「4坪」をまるごとカットできる!

一方、ワンフロアで完結する平屋には、上下移動のための「階段」が一切不要です。 さらに、リビングを中心に各部屋へ繋がる回遊動線を設計すれば、無駄な長廊下を極限まで減らすことができます。

つまり、2階建てで「32坪」必要な間取りも、平屋なら「28坪」でまったく同じ広さ・部屋数の居室を実現できるのです!

建築コストの比較:「屋根・基礎の増加」vs「4坪の削減」

「でも、平屋は屋根と基礎の面積が増えるから、やっぱり工事費が上がるのでは?」 と思われるかもしれません。具体的に金額のインパクトをシミュレーションしてみましょう。

  • 平屋で増えるコスト: 屋根と基礎の面積が広くなることによる追加費用 ➔ 約200万円 UP
  • 4坪小さくすることで減るコスト: 建物面積が4坪小さくなることによる資材・施工費の削減(坪70万円換算) ➔ 約 280万円 DOWN

このように、「基礎・屋根面積が増えることによるマイナス」よりも、「4坪小さくできることによるプラス(削減効果)」の方が大きくなる(あるいは同等になる)ため、最終的な建物総額はほぼ変わらなくなるのです。

総額が変わらないなら「平屋」を選ぶべき3つの理由

総額がほぼ同じであるならば、暮らし始めてからのメリットを考えると平屋の魅力はさらに際立ちます。

  1. 将来のバリアフリーと圧倒的な家事動線 階段の昇り降りが一生発生しないため、老後の暮らしも安心。洗濯物を2階へ運ぶ労働からも解放されます。
  2. 構造的な強さと「耐震性」の高さ 上階の重みがない平屋は構造的に非常に安定しており、台風や地震の揺れに対して圧倒的な強さを誇ります。
  3. 将来の「メンテナンス費用(外壁塗装)」が安い 将来、外壁や屋根の塗り替えをする際、2階建てのような大規模な高所足場を組む必要が減るため、修繕コストも安く抑えられます。

まとめ:「坪単価」の罠に惑わされず、「総額と有効面積」で比べよう!

「平屋=贅沢で高価なもの」というのは、単純に同じ坪数同士で坪単価を比べたときの誤解です。

無駄な階段や廊下を削ぎ落とした「キュッと締まった28坪の平屋」は「無駄なスペースが含まれた32坪の2階建て」と比べて、同じ広さで快適に暮らせる上、総額も予算内にしっかり収まります。

「予算的に平屋は無理かな…」と最初から諦めず、ぜひプロに「無駄を削ぎ落とした平屋の間取りプラン」をご相談ください。想像以上に理想の平屋が手に入るかもしれません!

※土地の大きさも関係していますので、広い土地を確保できている前提で建物費用だけに限ってのお話です。

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